COLUMN

日常と非日常の世界で
2020.3.13

皆様こんにちは。いろいろなところに多大な影響があるコロナウィルス。

きっと皆様も当たり前の日常が徐々に変化し、ご不便な思いをされているのではないでしょうか。私たちH.P.FRANCEも店舗はどこも各商業施設に合わせて短縮営業、事務所もリモートや時差通勤などの呼びかけもあり、情報の取り方や、時間のすごし方、働き方が変化している状況です。

先日3月11日を迎えて―東日本大震災から9年経ちましたね。9年前のこの日のこと、一生忘れることがないと思います。この季節に自宅で仕事をしていたら当時のことが克明に思い出されます。

この瞬間のシチュエーションは似ているのですが、やはり違いますよね。

震災は自然災害で、自分たちの国で起こって。全国民が自分に何ができるかを考えずにはいられなかったように思います。

だからこそ余震の続く中、親族や友人、その家族や、スタッフの実家の無事や安否確認に必死だったことを思い出します。そしてあたりまえの日常への感謝の気持ち、電気をつける温かさ、生きる勇気を持つことや経済活動への意欲を感じました。関西のスタッフが電池やライター、ティッシュペーパー、お水を送ってくれました。世界中から支援やメッセージをもらい、クリエイター、お客様と手を取り合えた時のことは今でも覚えています。

2020年という時代。政府の方針やWHOのパンデミック宣言がスマホにオンラインで届き、日常の中に変化と混乱が個別の端末にポップアップになって出てきます。

有事にインターネットの普及はとてもありがたいけれど、いろいろなうわさに疲れ、見えないウィルスとの闘いはなんだか静かに疲弊していきますよね。

私たちのお店の役割は「日常の中の非日常」の部分があると思います。

日常で精一杯なとき、非日常の優先順位は少し後回しなのかな。と思うのですが、日常が大変だからこそ、少しそこから離れて気分転換にお店にいらしていただけたらな。と思います。

私たちもいつも元気でいたいなと、思っています。

大好きなスタッフと、きらきらの美しいジュエリーがそこにある宝箱のようなBIJOUXで、お会いできるのを楽しみにしております。

(※今回の写真は大好きな日常と非日常の世界を選んでみました。ミニコラムは写真についてご紹介しています。)

わたしのBIJOUX BIJOUX!!
BIJOUX-TOKYO2020

いつも20日前後に行っているBIJOUX-TOKYOは、今年は4月3日~4月12日に会期を延期いたしました。今年もまもなく桜がきれいに咲くでしょう。

もともと今年は、コンセプトに合わせて桜だけではなく、多様なピンクの花々を使うことを提案してくれていたJARDINS desFLEURSインスタレーション。

毎年美しい写真を撮影してくださる椎木さんのビジュアルは20日頃にWEB上で発信予定です。

今年もちゃんとやってきます!どうぞお楽しみに。

記事で紹介の写真について

1枚目

タイトル上の1枚目の写真は、FOUNDRAE (ファウンドレイ)のアトリエにあったボードをとらせてもらいました。

こちらの写真はFOUNDRAEのNYのショップ兼アトリエにて。トライベッカにあるアトリエは、NYらしいミックス感とストリート感のある新しいラグジュアリーの感性が吹いていました。

私にとっての非日常もある人たちの日常だったりするのだと改めて感じます。

2枚目

野毛にある割と好きなクラフトビールバーのバルコニーから見下ろして。

下町ぽい野毛はいつもの堕落した私の飲み場所。でも、ちょっと昭和感もあって非日常部分もなきにしもあらず。

この日はうっすらと空が暗くなり始めた時刻で、月と星がきれいだったのを覚えてます。

3枚目

素敵な手元はHaloでまもなく展開のSIA TYLOR (シア・テイラー)の手。サークルのリングを色違い、大きさ違いでレイヤーにしておしゃれな着けこなし方。

ちなみに、パリで出会ったときのSIA TYLORのショールームもミニマムで真っ白なすごく美しい場所でした。

町田さんも榊原さんもにっこり。

4枚目

パリ出張のデザイナーアポイントの合間に必ず行くヴィンテージの買い付け。これはクリニャンクールの家具屋さん。このあたり、小さな通路が迷路のようになっていて、何度行っても、同じ場所を通ることしばしば。

ヴィンテージの買い付けはいつも天気に恵まれなかったり、息もできないほど寒かったりだけれど、榊原さんと励ましあってその分ランチはしっかりとふたりでとります。若いかわい女性のシェフが腕をふるっていたこの小さなビストロ、おいしかったな。何より楽しそうにみんな働いていて、食事がさらにおいしく感じました。

5枚目

先日roomsでも展示をしていたWOUTERS&HENDRIX (ウッターズ・アンド・ヘンドリックス)のアントワープのブティック。シュールレアリスムとパンクの世界観をどこか持つ、最高に格好いい二人のお店は、インテリアやデコレーションもオリジナリティーがあり、創り出すジュエリーがより美しく、よりメッセージを持ってそこに存在していました。

ちなみに、こちらの写真はDIVA美術館でインスタレーションをしたときに、ふたりが入り口で招き入れてくれたところ。

二度と忘れない非日常を感じさせていただいた幸せな体験でした。

6枚目

パリの大好きな風景のひとつはポンピドゥーセンターから見る街並み。パリの中では高い建物で、一望できて、エスカレーターをあがっていくとこの風景が広がります。

パリに行ったらできるだけポンピドゥーにはいきたいと思っています。この間の3月の出張のときはクリスチャン・ボルダンスキー展をやっていたので、フランスを出国する最終日に飛び込めました!風景も展示もいつも一級品。

國吉 祐子

H.P.FRANCE BIJOUXディレクター

2002年入社。丸の内店のオープニングスタッフ、店長を経て現在全国9店舗あるH.P.FRANCE BIJOUXのオープンに携わりH.P.FRANCE BIJOUXの企画、商品、お店作りに従事する。

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