FEATURE
Sweet Pea
2020 Autumn Winter Collection
Telling Fortunes by Jewellery
ジュエリーのように輝く未来でありますように
-Message in a bottle-
今では古くなってしまった手紙やボトルメッセージ(ビンに入った手紙)などの慣わしを追憶するノスタルジックなコレクション。
海を漂うボトルメッセージを想起させるダークブルートパーズやグリーンカルセドニーの深い色調が、ナチュラルでシックな印象。
「知らない人とコミュニケーションするというコンセプトはいつも私の好奇心をそそった。子供のころ、私の人形たちに小さな手紙を書いて私のドールハウスに入れておいたり、妖精に読ませるように庭の中に置いておいたりしたものだ。ある日、ダブリンの海岸に打ち上げられたボトルの中にメッセージが入っているのを見た。ボトルはうまく回収できたけど、ボトルの栓がとれなかった。あのボトルは、あのボトルの中のレターはどうなったかしら。;なんて書いてあったの?誰に向けて?もちろんこれって古くさい習わしで、海をこれ以上汚したくないから、今は誰もそんなことする人はいないだろうけど。でもそんな物達への懐旧の念は、私の中では汚れない思いとして今も残っている。」―シボーン・オニール
- Mystic Chev-
デザイナーシボーンのかつてのニックネーム”Chev(シェブ)”にかけて、移動遊園地と占い師の魅惑の世界からインスピレーションを得たミステリアスなコレクション。
丸い水晶や占星術を彷彿とさせる円形のゴールドプレートをポイントに、占い師のコスチュームやカードをブラックスピネルやカラーサファイアなどで表現した神秘的なカラージュエリー。占いのスピリチュアルな世界が感性を刺激し、自分をみつめ象徴するお守りのようなテーマが魅力。
「私を”chev”と呼ぶ人は今はあまりいないけれど、10代の頃はこれが私のニックネームだった。友人は私のことをよく占い師だと思っていた。私の予言がよくあたったから。実際のところ、いわゆる”第六感”は持ち合わせていない。ただ単に、根拠のある推測と言うほうがあっているように思うけれど、あとは私のクリスタルボールの中に私が見えるものにゆだねる。」―シボーン・オニール
-Nouveau now-
人気のアートスタイル;Art Nouveau(アールヌーボー)に触発された有機的なコレクション。
「1800年代後半の芸術活動の中によく見られるソフトな曲線をモダンにアレンジ。フェミニンでいてシック、重なったチェーンと、センシティブに配置された黒と白のダイヤモンドが、このユニークなニュアンスあるジュエリーのアクセントに。」-シボーン・オニール
-Gatsby glamour -
1920年代のF.Scott Fizgeraldによる有名な小説”The Great Gatsby”をテーマに、セクシーなムードをゴールドのマニッシュなシェイプで表現。アールデコな幾何学モチーフが美しいコレクション。
「タイトルになった主人公のJay Gatsbyは彼の豪華マンションで贅沢なパーティーをひらく億万長者。私はそんなパーティーにパーフェクトにはまるコレクションをデザインしたかった。グラマラスで途方もなく贅沢で、マティーニに最高にあうジュエリーを。」―シボーン・オニール
H.P.FRANCE BIJOUX
2020 Autumn/Winter Collection
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