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WINDOW GALLERY Marunouchi
髙畑早苗 Sanae Takahata個展
8月7日(金)-9月3日(木)

ウインドウギャラリー丸の内
高畑 早苗 / Sanae Takahata個展
8月7日(金)-9月3日(木)

「Protect Life 2020 共命鳥」

10代でパリ、その後ニューヨークへと渡り世界各地で数々の個展を行い、80年代から現代アートシーンを駆け抜けてきたアーティスト髙畑 早苗。油絵・立体・襖絵・マスク・ドレスシェープ作品によるインスタレーションの他に、近年では身にもつけられる美術作品パーソナルオブジェも制作。

ここ数年は、長年のテーマである「いのち」や、人や場から立ち昇る「気」や「空気」という、”目にはみえないが確かにそこにあるもの”をスピリットとして表現しています。

今回の個展タイトルは「Protect Life 2020 共命鳥」。
共命鳥は英語で”two headed bird”または“life-sharing bird”などと訳され、極楽に住む鳥のことを指します。一つの体に二つの頭。それぞれは違う考えを持ちながらも、命を共にしていく。これはまさに一つの地球という場、時間を共有しながら生きる私たちのようです。

メインとなる2020年の精霊「Protect Life 2020 共命鳥」をはじめとした油絵5点と、髙畑が昨年夏にエストニア、ラトビア、リトアニアを車で旅して集めたバルト海の琥珀や、アンティックのパーツをコラージュして制作した世界でたった一つしかないパーソナルオブジェの新作100点を展示いたします。

<Artist Massage>
2020年の春、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、世界中の人々が一斉に家にこもり、各地の路上から人々の姿が消えた。静まりかえった都市の映像を見ながら、「共命鳥」の思想を私は思い浮かべた。地上に住むそれぞれの人達が、互いの生命を思いやる「自他一如」の在り方を実践することでしかもはや私達の生命は未来へと繋いでいくことはできない。

8月に展覧会ができるのか、果たしてそれまで私自身が無事に生き延びられるのか…、未知なるウィルスへの恐怖と不安と緊張に包まれた、全く先の見えない時間に、私は「共命鳥」を描き、バルトで買った琥珀や旅先で見つけたアンティックを使い100個のパーソナルオブジェを生み出しました。それぞれのパーソナルオブジェは世界でたった一つ。全ての作品の裏には2020年に降りてきた精霊「Protect Life 2020 共命鳥」を祈りとともに埋めこみました。

移動が困難な日々ですが、人と会うことが一番の贅沢で貴重な時間になりました。ご来店の際は事前にご連絡頂けましたら、感染予防に配慮しながら会場でお待ちしてます。お会いできたら嬉しいです。


【スケジュール】
会期:8月7日(金)-9月7日(木)
場所:H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI

【お問い合わせ】
H.P.FRANCE BIJOUX丸の内店
TEL: 03-3240-5791

アーティストへのアポイントをご希望のお客様は丸の内店までお気軽にご連絡ください。


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