FEATURE
DELPHINE-CHARLOTTE PARMENTIER
2019AW Collecition
JACK N.
数々の有名メゾンのコレクションのオートクチュールジュエリーを手がけるデルフィーヌ・シャルロット パルモンティエ。
1989年、多くの個性的なデザイナーを輩出してきたことで知られるスタジオ・ベルソーを卒業すると、カール・ラガーフェルドに認められキャリアをスタート。祖父母の代から引き継いだ自社工房をもち全てメタルワークからオリジナルでつくりあげられ、フランスメイドのクオリティと、傑出したオリジナリティ、そしてエレガントであり現代的な洗練を纏うシックなコレクションを次々と世に送り出している。
2019AWコレクションのインスパイアソースは「Jack Nicholson」。多くの出演作がオスカーにノミネートされたこの名優の作品からイマジネーションを広げ、各テーマは彼が演じた役名が名づけられている。
研ぎ澄まされた感性が生み出す、類を見ない洗練のコスチュームジュエリーコレクションは、装うことの楽しみと、突き抜けた自分らしさを目覚めさせてくれる。
ALEX -Blood and Wine 1996
「ブラッド&ワイン」 ALEX GATES役
人もうらやむ恵まれた生活を送っていた、マイアミのワインディーラーAlexは、ある日上顧客の一人から100万ドルのダイヤモンドのネックレスを盗む。美しい海辺のの街を舞台に、義父と息子の欲望や裏切りなどさまざまな確執に揺れるスリリングな闘い。ゴージャスなネックレスの煌びやかなムードをふんだんあしらったスワロフスキークリスタルの輝きに映して。
GEORGES -Easy Rider 1969
「イージー・ライダー」 GEORGES役
ジャック・ニコルソンの長い下積み時代からの転機となった作品。現代の西部劇とも呼ばれるロードムービー、アメリカン・ニュー・シネマの代名詞。真のアメリカを求めオートバイで放浪の旅にでる二人のヒッピー。ロックなスピリット、そしてバイク、チェーンなど、レトロなメカニカルムードをジュエリーで表現。
JAY -Flight to Fury 1964
「フライト・トゥ・フューリー」JAY役
ジャック・ニコルソンが脚本作家の一人でもあった同作。フィリピンの島に隠された財宝を捜し求める旅。フィリピンの島々を彷彿させる円形を重ねたフォルムと宝物をイメージさせるパールのレイヤード。フィリピンの国旗をイメージしたブルーとレッドのカラー展開はエッジーで二ユニーク。
RANDALL -One flew over the cuckoo's nest 1975
「カッコーの巣の上で」RANDALL役
Jack Nicholsonの伝説的な作品であり、数々の映画ベストにランクインする同作。映画のメイン舞台は精神病院、精神異常を装い刑務所からの強制労働を逃れたランドルが患者の人間性までを統制しようとする病院から自由を勝ち取ろうと試みる物語。タイトルからインスパイアされたメタリックな小さな巣に散りばめたパールがシックなムード。