STORY

花嫁たちを彩る
Decades Collection

マリッジリングオーダーからこだわりの花嫁支度まで整うロンドンのウェディングドレスブランド「VWCD by Charlie Brear」は、その時代の女性像をドレスラインに落とし込み、洗練されたシルエットを演出しています。H.P.FRANCE BIJOUXのクリエイション高いジュエリーとコーディネートし、ファッション感溢れたブライダルの世界観をお届けいたします。

ひとりひとりの心に纏う
たったひとつのブライダルコーディネート

1910

イギリス、エドワード王朝時代の空気感を反映したクラシックドレス、洗練された伝統的なイメージ。まるで、ロンドン郊外、リッチモンドやハンプシャーのすばらしい庭や飼われているノーブルな犬、親友のようによく話をする妹やドレッシーできれいなおばあさま。そんな環境で育った女性の花嫁像を想像しながら。

あたたかな色味のパールネックレスや、大きなパールイヤリング。ミニマムにまとめたヘアスタイルに花のコーム。 シンプルで王道のスタイルの中にモード感とコスチュームジュエリーの遊び心が演出されたコーディネート。

ALEX MONROE

「1910」の女性を想起させる英国のクリエイター。アレックス・モンローのエンゲージリングコレクション。イギリスの美しい庭園や田園風景からインスピレーションを受け、愛する女性に花束を贈るようなコンセプトで表現されている。庭に咲いている大切な花を、愛する女性に手折ってプレゼントするような、自然と人への愛に溢れたデザインを永遠の誓いに代えて……

1920

マドレーヌ・ヴィオレが活躍する1920年代―― 女性のストレートなラインや新しいモードが生まれた。 そんな時代背景が落とし込まれたこのスタイルは、新しい考えや、人と違うものを好む革新的な女性をイメージしている。町で一番のパーティーガール、お洒落でよく笑い、いつも周囲の注目を集める。そんな自由なスタイルで新しい花嫁像を演出。

スイートなヴィンテージ感を感じさせるヘッドドレスや、無造作に重ねたようなレイヤードのネックレス。 フェザーやファーなどの柔らかな素材感と繊細なジュエリーとのあわせ方が奔放でモードなコーディネートのキーポイントに。

Sweet Pea

シボーン・オニールがクリエイティブディレクターとして主催する、ロンドン発のSweet Peaのフェミニンでスタイリッシュなエンゲージメントリングコレクションは、自由で妖精のように軽やかな「1920」の女性像にリンクする。可憐でいつまでもキュートな女性でありつづけられる、そんな素敵な年の重ね方を約束されたよう。

1930

グレタ・ガルボ、マレーネ・ディートリヒ……。往年の女優たちが銀幕を飾った1930年代。スレンダーで、マニッシュな美しさが台頭してくる。ミニマムで、洗練された都会的な香り、グラマラスで艶やかな魅力を兼ね備えた大人のコーディネートを。

シンプルなラインのドレスに、ヒップからゆるやかに広がる女性的なラインは、海外ではとてもポピュラーなデザイン。 繊細なものよりもおもいきってコスチュームジュエリーを合わせて、とびきりモードに。

LIA DI GREGORIO

凛とした美しさをたたえる女性、「1930」のイメージはイタリア、ミラノ発リア・ディ・グレゴリオのデザインに連想される。彼女の作品はモードで構築的なラインを印象づけながら、哲学的なコンセプトを持つ。「抱擁」は腕を回し抱き合うふたりの姿が表現されている。

1970

ジェーン・バーキンが時代のミューズとなったこの頃。ラフでナチュラルなBOBO CHICスタイルのウェディングドレス。 奔放で自由な空気を纏い、夏のガーデンやリゾートウェディングなど自然が溢れるパーティーでたくさんのひとたちからの祝福を。

ストラップのドレスで肩や腕がきれいに見えるので、腕元には繊細なジュエリーを重ね、ナチュラルな中にフェミニンなニュアンスを加えてモード感を出したコーディネートを。 Something Borrowで、友人たちからブレスレットを借りてお守りに当日身につけるもの素敵なアイディア。

Corrine Hamak

オーガニックなシェイプを特徴とし、パートナーシップを根源的に表現するコンセプチュアルなコリーン・ハマックのクリエイション。「1970」の自由であたたかな空気感に、やさしい光の輪がそっと薬指に纏う。ウェディングの幸福な高揚感を閉じ込め、生活しふたりの年月を重ねることでさらなる幸せへと続きますように…… と願いが込められている。

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