Vintage Clothesの魅力

パリやロンドン、ニューヨークから届くHaloの洋服は、国はもちろん年代も背景もさまざまです。1900年から1980年までを中心に、メゾンブランドもあればその当時のオーダー品や、アンティークのレースブラウスなど、幅広いカテゴリが並びます。

それらヴィンテージの魅力はなんと言っても、今は当たり前にあるデザインも、最初に生み出された当時の1着そのものを着る特別感であり、現代の流行のように似たようなものでない唯一無二であるということ。Haloでは、そういった部分を大切に選び抜き、心がときめくものだけを並べています。

3月のテーマは「Develop Oneself」。

「自分を高める」という意味合いの言葉ですが、袖を通すだけで自分に自信が湧く、唯一無二の自分の存在を感じる、そんな特別な１着にHaloで出会って欲しいという思いを込めています。

1970sのNINA RICCIのロングドレス。

美しく柔らかい女性らしいライン、大胆ながら上品なファブリックなど、創業デザイナーのマリア・ニナ・リッチのオートクチュールドレスを彷彿させるデザイン。

全体に入ったラメが春の陽の光にやさしく煌きます。

Nina Ricci Long Dress

(1970s  France)

1970s　Yves Saint Laurent　Print Dress

このrive gauche時代のデザインは色鮮やかで異国情緒を感じるコレクション。

レトロな印象のファブリックでも、袖を通すとわかる細かいディティールにサンローランならではのシックな魅力が際立ちます。

Yves Saint Laurent　Print Dress

(1970s  France)

1970s Silk Flocky Long Dress

1930sのシルク生地で1970sに仕立てられたという、美しいシルクドレス。

カフと裾のシルクサテンの艶、シフォンフロッキー生地の柔らかい透け感。女性としての魅力を余すことなく表すドレスは全てに惚れ惚れします。

恐らくオーダーの１点物、二度と出会えないドレスです。

Silk Satin Cuff Dress

(1970s  U.K.)

1970s LANVIN  Print Skirt＆ Silk Scarf Set

70～80年代のLANVINが多く生み出していたフォークロア調のコレクション。

スカーフとのセットなんて、スペシャルすぎて心をぎゅっとつかまれてしまいます。まさにVintageならではの魅力。

Lanvin　Scarf &Skirt Set

(1970s  France)

ヴィンテージのもうひとつの楽しみは、違う年代のアイテムを合わせた唯一無二のコーディネイト。

70sのプリントスウェットには50sミリアムハスケルのクラシカルなジュエリーをアクセントに。

80sラムレザーのジャンプスーツには、ロマンティックなフラワーモチーフの70s Diorスカーフを合わせて。そんなコーディネイトのバランスひとつでも、着る人の個性を最大限に出せるのがVintage Clothesの特別感。

何十年もの時を経たヴィンテージの中から気に入ったものというのは、流行も年齢も関係なく、本当に自分自身が変わらず愛せるものなのだと思うのです。

決して一時的なお気に入りにならず、その時々の自分の感情や記憶を重ねながら、長く寄り添ってくれる特別なものになっていくのが最大の魅力だと思っています。

そして、古いものの素晴らしさやその唯一無二の特別感を理解し、その1着の歴史を感じながら長く愛用していくことは、近年ファッション業界でも大きく取り上げられている「サスティナブル」（：持続可能な、自然環境に配慮した）な取り組みに通じることだと思っています。

まさにヴィンテージを纏うことは、今の時代に寄り添う一番のサスティナブルな自己表現なのです。

着て鏡の前に立った時、自分にぴったりと合うヴィンテージは、本当の自分の魅力を引き出してくれるはずです。

自分だけの1着、Haloに見つけにいらしてください。