FEATURE

リア・ディ・グレゴリオの美しきミニマルな世界

1986年より、ミラノを拠点にファインジュエリーの世界に身をおくデザイナーLIA DI GREGORIO(リア・ディ・グレゴリオ)。

金属そのものとその扱い方を熟知し、ゴールドの持つ強さ、しなやかさ、温かさと冷たさをアーティスティックなデザインとともにジュエリーへと吹き込む。

 

基本技術と造形美術、建築への情熱に加え、彼女にとってアートはインスピレーションの源。メタルのシェイプ、デザインハーモニーの探求、デリケートに表現されるディテール、そしてアーティスティックな感性、全てが絶妙なバランスで織り成すジュエリー。

彼女のコレクションが世界中のコンテンポラリーアート、デザインのコンセプトストアで取り扱われていることがうなずける。

_Orbite(軌道)

 

ジオメトリックなシェイプ、サークル、そしてホワイト・イエロー・ピンクといった様々なゴールドカラー、小さなゴールドボールやパールといった異なる素材のコンビネーションが美しい。木星”ジュピター ゼウス”の愛する人の名前がつけられている木星衛星からインスピレーションを得て、Orbite(軌道)と名付けられた。

_Particelle(Particles/小さな粒)

 

タイトルは英語でParticles。物理学的に言うならば、地球科学の微粒子。異なるサイズやカラーのゴールドの小さなモチーフが、細いゴールドワイヤーで縫い合わされている。丸いゴールドの形は動くたびに重なり、光を反射させてくれる。

_Pluff

 

この構造のインスピレーションとなっているのは、上質な素材のファブリックに施された装飾。小さなパールのついたゴールドワイヤーのサークルが丸いベースのメタルに縫いつけられ、かすかに揺れる。ネックレスはどちらを前にしても着用でき、パールのついた方はよりデコラティブな印象が楽しめる。もう一方は、それぞれのパーツを繋ぐために使われているゴールドワイヤードが抽象的な模様を描き、ミニマルな絵画のようでより繊細な印象が楽しめる。

17年前、彼女と彼女の作品に出会ったバイヤーの町田が「LIAの持つ凛とした強さや個性は新しい感性でもあり、ファッションジュエリーの領域を広げると感じる」と語った。

 

LIA DI GREGORIOの作品は彼女自身の成長の過程やそのスタイルを象徴するものであるからこそ、お客様の特別な想いが沸々と共鳴し、その静かなエネルギーに満ちたジュエリーに魅了されつづけるのだろう。

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