FEATURE
BIJOUX‐TOKYO 2019
” FLY ME TO THE MOON ”
「ジュエリーと桜」をテーマにし、2012年から毎年3月に行っているBIJOUX-TOKYOは早くも今年で8回目を迎える。
2011年3月、東日本大震災に見舞われ、日本中この災害に大きな悲しみと混乱を受けた。そして東京の節電、自粛された夜桜のライトアップ。こんな時自分に何ができるのだろうか。私たちBIJOUXは何をすべきなのだろうか。と暗くなった街にぼんやりと立つ桜の木を見て考え思った。
そんな時ヨーロッパのクリエイターたちから届いた私たちへの愛のある応援メッセージと、美しく温かいクリエイションに奮い立ち、毛布や水、生きるために必要なものではなくとも、その先にある豊かさと明日への活力を創り届けられることを理解した。続けるのだ、私たちのやり方で。使命を感じた時でもあった。
変わらない東京、そして毎年の美しい桜の風景を、クリエイション豊かなジュエリーの魅力でライトアップしてゆこう。BIJOUX-TOKYOは震災の翌年2012年の3月から始まった。
毎年ビジュアルを手がけてくれているのは、フラワーアーティスト東信さんと「花のない花屋」JARDINS des FLEURSを主宰する写真家でもある椎木俊介さん。
歴代のヴィジュアルを目にすると、その時々のBIJOUX-TOKYOとともに当時感じたままを回想されるお客様もいらっしゃるのではないだろうか。
今年のテーマは“FLY ME TO THE MOON”。私を月へ連れて行って。
1964年にフランク・シナトラがカバーし大ヒットしたスタンダードジャズのナンバーでもあり、そしてこのBIJOUX-TOKYOで初めてローンチするクリエイター、NOOR FARESのコレクション名でもある。
NOOR FARES
Pierce 各¥260,000
まるでギリシア神話の翼のような美しい彫刻をほどこしたピアス1型だけのコレクションは、ローズクォーツ、アガット、ターコイズと様々なマテリアルとカラーで翼を一つひとつ手彫りされたもの。まさに彼女の代表作でもあり、ファーストコレクションでもある。
そしてシナトラが歌う“FLY ME TO THE MOON”が大ヒットした1964年のアメリカは、アポロ宇宙計画の真只中で、初めて月面着陸したアポロ11号の機内にもこのジャズレコードは積み込まれ、初めて月に行った曲とも言われる。
月への旅が、人が翼を手に空を飛ぶような果てしない夢ではなくなった瞬間でもあった。テクノロジーや飽くなき探求、人は可能性を越えてゆく。困難を振り払って。
SWEET PEA
Fringe Necklace ¥123,000
Necklace ¥98,000
Big Hoop Pierce ¥105,000
Long Fringe Pierce ¥82,000
Pierce ¥62,000
ロンドンのクリエイター Sweet Peaにこのテーマで作品を依頼し届いたコレクション。
夜空に白く浮き上がる桜をホワイトサファイアで、そして繊細な三日月のゴールドプレートをセットしたスイートなジュエリー。春風に吹き飛ばされる桜の花びらの様子や、どこか60年代の時代設定を感じさせるヴィンテージ感漂う軽やかなデザインに仕上げてくれた。
ほか、RedlineやLOQUET LONDON、ANNINA VOGUELからも“FLY ME TO THE MOON”をテーマにご紹介する。
REDLINE
Bracelet 各¥120,000
LOQUET LONDON
Pierce ¥81,000 から
Bangle¥336,000から
ANNINA VOGUEL
Necklace from Left ¥149,000 ¥103,000 ¥125,000
Pierce from Top ¥57,000 ¥79,000
Halo H.P.FRANCE BIJOUX日比谷 のみでご紹介
クリエイターたちと一緒に届けるBIJOUX-TOKYO 2019は、3月15日(金)より、恒例となった丸の内ウインドウギャラリーの見事な桜のインスタレーションと共にご紹介する。
そして、
私たちH.P.FRANCE BIJOUXにとって2012年からのこの“BIJOUX-TOKYO”が、全国のお客様と共に過ごすお花見となっている。
H.P.FRANCE BIJOUXディレクター
國吉祐子
【BIJOUX-TOKYO 2019】
3月15日(金)-3月31日(日)
H.P.FRANCE BIJOUX丸の内店
Halo H.P.FRANCE BIJOUX日比谷店
3月20日(水)-3月31日(日)
H.P.FRANCE BIJOUX表参道店・銀座店・新宿店・大阪店・梅田店・福岡店
※価格はすべて税抜きです